黄泉ガエルや粋カエルなどをリリース要員としてオベリスクや光と闇の竜をアドバンス召喚し、ビートダウンを行うデッキです。
特に、ハードアームドラゴンをリリースして召喚するオベリスクは、かなり強固な耐性を持つので、突破することが困難なモンスターです。
プレイング動画
デッキ
※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載
・モンスター(30枚)
3 オベリスクの巨神兵
1 トラゴエディア
3 神獣王バルバロス
3 光と闇の竜
1 冥府の使者ゴーズ
3 ハードアームドラゴン
2 グリズリーマザー
1 クリッター
3 鬼ガエル
3 魔知ガエル
2 粋カエル
2 黄泉ガエル
3 バトルフェーダー
・魔法(10枚)
1 死者蘇生
3 強欲で謙虚な壺
3 封印の黄金櫃
2 エネミーコントローラー
1 おろかな埋葬
・罠(0枚)
・エクストラ(15枚)
1 氷結界の龍 トリシューラ
1 スクラップ・ドラゴン
1 スターダスト・ドラゴン
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 氷結界の龍 ブリューナク
1 TG ハイパー・ライブラリアン
1 A・O・J カタストル
1 アームズ・エイド
2 フォーミュラ・シンクロン
1 虚空海竜リヴァイエール
2 ダイガスタ・フェニクス
2 ガチガチガンテツ
回し方・流れ
黄泉ガエルや粋カエルをリリース要員としてオベリスクや光と闇の竜をアドバンス召喚してビートダウンを行っていくのが基本的な流れ。
序盤は、鬼ガエルの効果を繰り返し使って黄泉や粋、粋の蘇生コストのガエルをデッキから墓地に落としていく。
そのため、鬼ガエルは、自身の効果で手札に戻し、再召喚して墓地肥やしを繰り返す、といった使い方をする。
準備ができれば、オベリスクや光と闇の竜をアドバンス召喚していく。
ハードアームドラゴンをリリースしたオベリスクは、攻撃力4000で破壊耐性・効果の対象にならない効果持ちというとんでもないモンスター。
ただ、リリース要員を展開しているとき(特にハードアームドラゴン)に奈落や激流葬を打たれることがあるので、相手の伏せを考慮してプレイングする必要がある。
上記のことを踏まえると、ハムドオベリスクというデッキ名だが、それにこだわりすぎないようにすることが大切。
採用理由・候補
(採用理由)
・オベリスクの巨神兵
このデッキのコンセプトとなるカード。
ハードアームドラゴンをリリース要員にできなかった場合でも、召喚を無効にされず、召喚成功時にモンスター・魔法・罠の効果が発動できないため、召喚自体はかなり通りやすい。
その場合は、対象を取らない破壊(特にミラーフォース、ブラックホール)にも注意する必要がある。
・トラゴエディア
・冥府の使者ゴーズ
黄泉ガエルを使う関係で、バックが薄くなるため採用。
トラゴエディアは、ハードアームドラゴンの特殊召喚コストにも使うことができる。
・神獣王バルバロス
1900打点兼ハードアームドラゴンの特殊召喚コストとして。
相手の伏せが多い場合などには、3体リリースしてのアドバンス召喚で相手の場を一掃することもできる。
後述する光と闇の竜で蘇生すれば、攻撃力3000になるので、蘇生対象としても優秀。
・光と闇の竜
相手の場に伏せが多いときに繰り出していく最上級モンスターとして採用。
黄泉や粋などでリリース要員を確保できても、上述の通りハードアームドラゴンに奈落や警告を打たれる可能性がある。
そのため、相手の伏せが多い場合は、ハムドオベリスクを狙うのではなく、光と闇の竜をアドバンス召喚していくことで、アドバンテージの損失を抑えることが狙い。
警告を打たれても、墓地のモンスターを蘇生できるので、盤面を維持できる点は大きい。
特に、バルバロスを蘇生できればGood。
相手からしてみれば、「光と闇の竜を処理したのに、攻撃力3000のモンスターが出てきた」となり、かなりやっかいな動きになる。
・ハードアームドラゴン
このカードをリリースしてアドバンス召喚したモンスターに破壊耐性をつけるモンスター。
特殊召喚できる効果を持つが、手札コストが必要なため、妨害されるとアドバンテージの損失となる。
特殊召喚からのアドバンス召喚を狙う際は、妨害されないと判断した状況で行うようにしたい。
・グリズリーマザー
鬼ガエルをリクルートできるため、採用。
すでに鬼ガエルが手札にある場合でも、このカードをコストとして鬼ガエルを特殊召喚できるので、疑似おろかな埋葬にもなる。
魔知ガエルをリクルートして鬼ガエルを手札に加えるといった動きもできる。
・クリッター
鬼ガエルやハードアームドラゴンをサーチできる1枚。
・鬼ガエル
このデッキのキーカード。
黄泉や粋を墓地に落としてアドバンス召喚の準備を行っていく。
手札に戻して使い回すプレイングを心がける。
・魔知ガエル
鬼ガエルをサーチできるガエル。
墓地では、粋ガエルのコストとしても使える。
また、守備力が2000もあるので、盤面の維持にも役立つ。
かなり優秀なガエル。
・粋カエル
・黄泉ガエル
アドバンス召喚のためのリリース要員として。
鬼ガエルで墓地に。
・バトルフェーダー
防御兼リリース要員として採用。
黄泉とこのカードで2体リリース要員を確保できる。
・強欲で謙虚な壺
鬼ガエルや最上級モンスターを引く確率を上げるために採用。
最上級モンスターがいないと、相手ライフをろくに削ることができないデッキなので、黄泉ガエルとの相性が悪い点を考慮しても3枚採用する価値はある。
・封印の黄金櫃
主に最上級モンスターをサーチする。
手札や場の状況によっては、ハードアームドラゴンをサーチすることも。
採用枚数は、検討の余地あり(2枚でもいいかもしれない)。
・エネミーコントローラー
主に黄泉ガエルのコンボを意識して採用。
蘇生した黄泉ガエルをスタンバイフェイズ内でリリースして相手モンスターのコントロールを得て、同一スタンバイフェイズに黄泉ガエルを再び蘇生させることで、リリース要員を2体確保できる。
また、稀だがオベリスクを戦闘破壊しようとするモンスターを横向きにしてオベリスクを守ることにも使える。
ただ、奪えるのは表側表示モンスターなので、月の書などで裏向けられて回避されることもある。
・おろかな埋葬
黄泉や粋を墓地に落とすカードとして。
グリズリーマザーで黄泉ガエルをリクルートしてくるよりはテンポに優れており、相手に依存しない点を考慮して、グリズリーマサー1枚抜いて採用。
ただ、鬼ガエルがあれば腐りがちなところが難点。
黄泉や粋以外にも、
- ハードアームドラゴンを墓地に送り、蘇生することでオベリスクにつなげる
- 光と闇の竜の蘇生先を墓地に送る
と言った使い方も。
(採用候補・不採用理由)
・サイクロン
バルバロスで場を一掃できることもあり、不採用に。
ロックカードなどの永続魔法・罠を意識するなら採用。
・ハリケーン
・トラップ・スタン
ハードアームドラゴンを安全に展開するために採用も考えられる。
今回は、光と闇の竜を採用したため、相手の伏せにも対応できるようになったと感じたため、不採用に。
・クロス・ソウル
エネミーコントローラーとの大きな違いは、次の2点。
- 黄泉ガエルがいなくても相手モンスターをリリース要員として使える安定感がある。
- そのターン、バトルフェイズを行えない
上記メリット・デメリットをどのように考えるか?でエネミーコントローラーと入れ替えも十分考えられる。
今回は、最上級モンスターのアドバンス召喚を狙うので、リリース要員が2体以上必要になるが、黄泉ガエルを使わないでリリース要員を2体確保する場面はそれほどないと判断したため、不採用になった。
長所・弱点
長所は、最上級モンスターによるビートダウン。
光と闇の竜による制圧も非常に強力。
弱点は、黄泉や粋を準備するのに時間がかかるため、テンポが遅くなりがちな点。
また、除外や特殊召喚封じなどのメタにも弱い。
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