王立魔法図書館でデッキをすべて引ききった後に、ゲームオリジナルカードであるアフター・グローの効果で相手ライフに8000ダメージを与えます。
なかなかの確率で1ターンキルを行うことができるデッキです。
プレイング動画
※第2戦目の確率の詳細は、「※おまけ」にて掲載
デッキ
※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載
・魔法(36枚)
1 アフター・グロー(オリ)
3 一時休戦
3 打ち出の小槌
3 折れ竹光
3 強欲で謙虚な壺
3 黄金色の竹光
3 手札断殺
1 手札抹殺
3 トゥーンのもくじ
1 トゥーン・ワールド
3 無の煉獄
3 リロード
3 テラ・フォーミング
3 魔法都市エンディミオン
回し方・流れ
基本的な回し方はとてもシンプルです
- なんとしてでも王立魔法図書館を引く
- 魔法カードで手札交換しながら、図書館のカウンターをためてドロー
- 2.を繰り返し、デッキを引ききった後にアフター・グロー
しかし、魔法の使う順番を考慮しないと動きが止まりがちになります
【魔法の使う順番】
基本的には
- サーチ系(トゥーンのもくじ、テラ・フォーミング)
- ±0アドのドロー系(一時休戦、無の煉獄)
- 強欲で謙虚な壺
- 手札入れ替え系(リロード、打ち出の小槌、手札抹殺)
- -1アドのドロー系(手札断殺など)
の順番で使っていくことになります
まず、最優先なのは、サーチ系のカードです
これは、あらかじめサーチできるカードをデッキから抜いておき、ドロー系のカードで引いてしまう確率を下げるためです
たとえば、トゥーンのもくじが手札にあるときに、先に一時休戦でトゥーン・ワールドを引いてしまうと、トゥーンのもくじ1枚が使えなくなり、無駄になってしまいます
次は±0アドのドロー系、そして強欲で謙虚な壺の順番です
強欲で謙虚な壺の前に±0アドのドロー系カードを使う理由は、「強欲で謙虚な壺で本当に必要なカードを手札に加えるため」
例えば、場や手札に図書館がなく、強欲で謙虚な壺と一時休戦がある場合
強欲で謙虚な壺を先に使ったとき、めくった3枚の中に図書館があり、手札に加えたとする
その後に一時休戦を使い、また図書館をドローしてしまった…となると、動きが鈍くなります
そういったことを避けるためにも、強欲で謙虚な壺を使う前にドロー系のカードを使うべきです
その後は、手札入れ替え系、最後に-1アドのドロー系を使います
これらのカードを使うと、手札の枚数が減っていくので、基本的には使う回数を減らしたいカードたちです
そのため、一度に大量にカードを引きなおせる手札入れ替え系(リロード、打ち出の小槌)から使います
一部の例外(※後述)を除き、リロードや打ち出の小槌ではすべての手札をデッキに戻して引きなおします
手札入れ替え系のカードを使うとき、手札にはその段階では必要のないカード(召喚権を使った後のモンスターや場に折れ竹光がないときの黄金色の竹光、デッキを引ききっていないときのアフター・グローなど)が溜まっているはずです
それらをすべてデッキに戻すことで、すこしでも有効なカードを引く確率を上げるべきです
ただ、ごくまれに、強欲で謙虚な壺を使う前に手札断殺を使っておくべきケースもあります(※後述)
※一部の例外(リロードや打ち出の小槌で戻さないカード)
- 図書館が場にあるときの折れ竹光
図書館に1枚装備しておき、黄金色の竹光で2ドローができるようにしておきます
※強欲で謙虚な壺の前に手札断殺を使っておくべきケース
- 手札入れ替え系のカードがなく、手札にダブついている強欲で謙虚な壺や召喚権を使った後のモンスターなどが2枚以上ある場合
(魔法都市エンディミオンの使用タイミングについて)
エンディミオンは、図書館を場に出せていないのであれば使用しません
魔力カウンターが乗っていても図書館がなければ役に立たず、手札入れ替え系で戻す枚数が1枚減ってしまうためです
序盤は何が何でも図書館を引くことだけを優先します
(相手にターンを渡すべき展開について)
手札によっては、無理に1ターンでアフター・グローを狙うのではなく、相手にターンを渡すことも考えるべきです
たとえば
- クリッターがある
- 強欲で謙虚な壺が2枚ある
といったケースです
このとき
- 一時休戦を使用したかどうか覚えておく
- 無の煉獄を使わない
といったことに注意することが大切です
採用理由・候補
(採用理由)
・クリッター
無理に1ターンキルにこだわらなくてもいいのでは?と考えて、今回は採用
1ターン相手に猶予を与える代わりに、手札の枚数を減らさずに図書館をサーチできると考えるとかなり優れているように思える
(採用候補・不採用理由)
・召喚僧サモンプリースト
最後まで採用するかどうか迷った1枚
デッキから図書館を特殊召喚するのが役割だが、コストとして魔法カード1枚が必要であり、このカードと合わせて手札が2枚減ることになる
実際に何度か回してみたが、初手でサモンプリーストを引いた場合でも効果を使うと残り手札は4枚になり、そこから動きが止まってしまうことが多かったため、今回は不採用に
強欲で謙虚な壺が使えなくなってしまうことも動きが止まってしまう原因のひとつ
・魔力掌握
1ターンにつき1枚しか使えないが、同名カードをサーチでき、場のカードに魔力カウンターを置くことができる
ただ、場に魔力カウンターをおけるカード(このデッキでは図書館かエンディミオン)がないと発動できず、手札事故につながりかねない
さらに、図書館がない場合に、このカードのためにエンディミオンを発動させると、リロードや打ち出の小槌でデッキに戻す枚数を減らしてしまうことになり、本末転倒だと考えたため、不採用
・カップ・オブ・エース
コイントスで表なら自分が2ドロー、裏なら相手が2ドローのこのカード
この効果を、「期待値で考えると1枚ドローのカード」と考えるか「50%の確率で状況が変わらないカード」と考えるかで採用の可否が決まると思います
私は、「50%の確率で状況が変わらないなら、手札断札や暗黒界の取引など、-1アドでもドローできるカードを入れたほうがマシだ」と考えたため、不採用としました
他の形との比較
同じギミックで勝利するデッキとして
- エクゾディア(図書館エクゾ)
- マジカル・エクスプロージョンや残骸爆破(マジエク1キル)
などがある
しかし、タッグフォース6ではアフター・グローがあるため、それらをあえて採用するメリットは少ない
図書館エクゾとの比較
(エクゾディアのメリット)
- 成金ゴブリンが使える
- 相手のライフ回復に影響を受けない
ただ、アフター・グローは、使うとデッキに戻り、次のターンにドローすることになるので、複数回使うことも可能
一時休戦を手札に残しておくなど工夫すれば安全に使えるので、大きなメリットとは感じない
(エクゾディアのデメリット)
- エクゾディアの5枚のパーツが必要になる
※アフター・グローであれば1枚あればいい
マジカル・エクスプロージョン採用型との比較
フィニッシュの形でいくつか種類がある
- 残骸爆破型
- ライフチェンジャー型
【残骸爆破型】
・条件
墓地に30枚以上かつ魔法カード25枚以上
・フィニッシュ
残骸爆破で3000ダメージ+マジカル・エクスプロージョンで5000以上のダメージ
(残骸爆破型のメリット)
- デッキをすべて引ききらなくてもいい
※無の煉獄の「ターンエンドに手札をすべて墓地に送る」効果もマジエクや残骸爆破の枚数を満たすために利用できる
ただ、墓地に30枚以上のカードを要求するので、ほぼほぼデッキを引ききっている必要があるため、それほど大きなメリットではない
(残骸爆破型のデメリット)
- アフター・グローと比べて、パーツが1枚増える
- 一時休戦が使いにくい
使うと、次の相手ターン終了時までお互いが受けるダメージが0になるため、次の自分のターンまでマジカル・エクスプロージョンや残骸爆破を使うことができず、破壊される猶予を与えてしまう
【ライフチェンジャー型】
・条件
墓地に魔法カード15枚以上
・フィニッシュ
次の順番でチェーンを組むことで、ライフチェンジャーで相手のライフを3000にした後、マジカル・エクスプロージョンで3000以上のダメージ
※事前に成金ゴブリンなどで相手ライフを9000以上にしておく必要がある
- チェーン1:光の護封壁 ※相手とのライフ差が8000以上になるようにコストを払う
- チェーン2:マジカル・エクスプロージョン
- チェーン3:ライフチェンジャー
(ライフチェンジャー型のメリット)
- デッキをすべて引ききらなくてもいい
墓地に15枚以上の魔法カードでいいので、半分~4分の3ぐらいまでデッキを引ききれば条件を満たしていることがおおい - 成金ゴブリンが使える
というか、1枚は使っていないと、ライフチェンジャーの発動条件である「ライフ差が8000以上」を満たすことができない
(ライフチェンジャー型のデメリット)
- アフター・グローと比べて、パーツが2枚増える
- 一時休戦が使いにくい
参考
- ブライスの日記: 【遊戯王TF6】図書館アフター・グロー
- 遊戯王カードWiki – 【マジカルエクスプロージョン1キル】
- 遊戯王カードWiki – 【エクゾディア】
- 月蝕の日の過ごし方 : 図書館マジエクワンキル Ver.1.00 +デッキの回し方
- 図書館1KILL(残骸爆破型) | 遊戯王オンライン也
※おまけ
プレイング動画 第2戦目の確率について
試行内容 | 今回で引かない確率 (分数表記) |
今回で引かない確率 (小数点第3位を四捨五入) |
これまで引かない確率 (小数点第3位を四捨五入) |
通常ドロー | 37/40 | 92.5% | 92.5% |
通常ドロー | 36/39 | 92.31% | 85.38% |
通常ドロー | 35/38 | 92.11% | 78.64% |
通常ドロー | 34/37 | 91.89% | 72.27% |
通常ドロー | 33/36 | 91.67% | 66.24% |
通常ドロー | 32/35 | 91.43% | 60.57% |
リロード(ドロー1枚目) | 35/38 | 92.11% | 55.79% |
リロード(ドロー2枚目) | 34/37 | 91.89% | 51.26% |
リロード(ドロー3枚目) | 33/36 | 91.67% | 46.99% |
リロード(ドロー4枚目) | 32/35 | 91.43% | 42.96% |
リロード(ドロー5枚目) | 31/34 | 91.18% | 39.17% |
無の煉獄 | 29/32 | 90.63% | 35.5% |
強欲で謙虚な壺(1枚目めくる) | 28/31 | 90.32% | 32.06% |
強欲で謙虚な壺(2枚目めくる) | 27/30 | 90% | 28.86% |
強欲で謙虚な壺(3枚目めくる) | 26/29 | 89.66% | 25.87% |
リロード(ドロー1枚目) | 30/33 | 90.91% | 23.52% |
リロード(ドロー2枚目) | 29/32 | 90.63% | 21.32% |
リロード(ドロー3枚目) | 28/31 | 90.32% | 19.25% |
リロード(ドロー4枚目) | 27/30 | 90% | 17.33% |
一時休戦 | 26/29 | 89.66% | 15.53% |
黄金の竹光(ドロー1枚目) | 25/28 | 89.29% | 13.87% |
黄金の竹光(ドロー2枚目) | 24/27 | 88.89% | 12.33% |
打ち出の小槌(ドロー1枚目) | 23/26 | 88.46% | 10.91% |
打ち出の小槌(ドロー2枚目) | 22/25 | 88% | 9.6% |
打ち出の小槌(ドロー3枚目) | 21/24 | 87.5% | 8.4% |
打ち出の小槌(ドロー1枚目) | 22/25 | 88% | 7.39% |
打ち出の小槌(ドロー2枚目) | 21/24 | 87.5% | 6.47% |
黄金の竹光(ドロー1枚目) | 20/23 | 86.96% | 5.62% |
黄金の竹光(ドロー2枚目) | 19/22 | 86.36% | 4.86% |
黄金の竹光(ドロー1枚目) | 18/21 | 85.71% | 4.16% |
黄金の竹光(ドロー2枚目) | 17/20 | 85% | 3.54% |
リロード(デッキに3枚戻す) | 16/19 | 84.21% | 2.98% |
リロード(ドロー1枚目) | 19/22 | 86.36% | 2.57% |
リロード(ドロー2枚目) | 18/21 | 85.71% | 2.21% |
リロード(ドロー3枚目) | 17/20 | 85% | 1.87% |
一時休戦 | 16/19 | 84.21% | 1.58% |
一時休戦 | 15/18 | 83.33% | 1.32% |
無の煉獄 | 14/17 | 82.35% | 1.08% |
手札断札(ドロー1枚目) | 13/16 | 81.25% | 0.88% |
手札断札(ドロー2枚目) | 12/15 | 80% | 0.7% |
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