【TF6】フルモンカオス【2011/03環境】

モンスターのみで構成することで、ガリスや黒薔薇の魔女の効果を確実に発動することができるデッキです。
今回は、闇・光属性モンスターを数多く採用することで、カオス・ソーサラーやダーク・アームド・ドラゴンなどの強力な特殊召喚モンスターを繰り出すことができます。

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プレイング動画

デッキ

※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載

・モンスター(40枚)
1 トラゴエディア
1 ダーク・アームド・ドラゴン
1 冥府の使者ゴーズ
3 カオス・ソーサラー
3 サイバー・ドラゴン
3 ジェネクス・ニュートロン
3 ライトロード・マジシャン ライラ
2 黒薔薇の魔女
3 魔導戦士 ブレイカー
3 墓守の偵察者
2 デブリ・ドラゴン
1 墓守の番兵
3 A・ジェネクス・バードマン
1 クリッター
3 星見獣ガリス
2 カードガンナー
1 ゾンビキャリア
3 ライトロード・ハンター ライコウ
1 グローアップ・バルブ

・魔法(0枚)

・罠(0枚)

・エクストラ(15枚)
1 氷結界の龍 トリシューラ
1 レアル・ジェネクス・クロキシアン
1 スクラップ・ドラゴン
1 スターダスト・ドラゴン
2 ブラック・ローズ・ドラゴン
2 アーカナイト・マジシャン
1 C・ドラゴン
1 氷結界の龍 ブリューナク
1 TG ハイパー・ライブラリアン
1 A・O・J カタストル
1 ジェムナイト・パール
1 インヴェルズ・ローチ
1 虚空海竜リヴァイエール

回し方・流れ

序盤のうちは、

  • 黒薔薇の魔女やジェネクス・ニュートロン、カードガンナーなどのアド損しにくいモンスターを召喚
  • ブレイカーやライラ、ライコウで相手のカードを破壊

といったことを行っていきながら、墓地を肥やしてカオス・ソーサラーやダムドの特殊召喚条件を満たしていく。

効果を使った後のブレイカーやライラは、バードマンと合わせることでアーカナイト・マジシャンをシンクロ召喚でき、効果を使えば2アド稼ぐことができる。

中盤以降は、特殊召喚モンスターを使いながら、相手のライフを削っていく。
その際、優先度の低いモンスターに相手の罠を踏ませ、強力なモンスターを確実に通すようなプレイングを心がけたい。

採用理由・候補

(採用理由)

トラゴエディア
冥府の使者ゴーズ
フルモンスターのコンセプト上、各種汎用罠カードを採用できないため、どうしても守りが薄くなる。
そのため、防御札としてこれらのカードを採用。
特殊召喚モンスターをそれほど使っていない序盤であれば、手札があまり減っていないため、高攻撃力のトラゴエディアを繰り出すこともできる。

ダーク・アームド・ドラゴン
カオス・ソーサラー
サイバー・ドラゴン
優秀な特殊召喚モンスターのため、採用。
通常召喚のみでは、どうしても展開が遅くなり、相手の魔法・罠にも対応できなくなるため、特殊召喚できるモンスターは貴重。
場合によっては、相手の罠を踏ませるために特殊召喚する場合もある(特にサイバー・ドラゴン)。
ダムドやカオス・ソーサラーは、優秀な除去効果を持っているため、できるだけ温存しておき、ここぞという場面で使えるようにしたい。

ジェネクス・ニュートロン
アド損しづらいアタッカーとして採用。
無事にエンドフェイズをむかえれば、効果でバードマンをサーチできる。
罠を踏んだとしても、1:1交換と考えれば、悪くない。

ライトロード・マジシャン ライラ
魔導戦士 ブレイカー
相手のバックを除去するために採用。
奈落や神の宣告・警告を踏ませてもいい。
また、魔法使い族であるため、バードマンと合わせるとアーカナイト・マジシャンをシンクロでき、さらなるアドバンテージを獲得できる。
また、ライラの墓地肥やし効果でカオス・ソーサラーなどの特殊召喚条件を満たしやすくなることも採用するメリットのひとつ。

黒薔薇の魔女
フルモンスターでは、アド損しない1枚。
特にガリスと合わせると、手札消費1枚からブラック・ローズ・ドラゴンを召喚でき、非常に強力。
ただ、使い所が限られるため、今回は2枚の採用となった。

墓守の偵察者
リバース時に墓守モンスターをリクルートできるモンスター。
守備力が2000と高く、下級モンスターとの戦闘であれば、場に残ることも多い。
戦闘破壊を免れた場合には、墓守モンスターが2枚並んでいるため、偵察者を手札に戻してバードマンを特殊召喚し、アーカナイト・マジシャンへつなげることでアドバンテージを稼ぐことができる。

デブリ・ドラゴン
カードガンナーやライコウを釣り上げて、レベル6,7シンクロを行うことができる。
さらに、手札にガリスがある場合は、ライコウと合わせることでトリシューラを召喚することもできる。

A・ジェネクス・バードマン
このデッキのキーカード。
ガリスを手札に戻して特殊召喚すれば、実質的にノーコストで特殊召喚できる。
他にも、墓守の偵察者やトラゴエディア、ゴーズ、ダムド、カオス・ソーサラーなどを手札に戻して特殊召喚してもよい。
ジェネクス・ニュートロンでサーチできる。

クリッター
主にバードマンやガリスをサーチするために採用。
デブリ・ドラゴンなどもサーチできるので、状況に応じてサーチ先を選びたい。

星見獣ガリス
フルモンスターを組む最大のメリットは、状況によらず、このカードを確実に特殊召喚できる点。
デッキトップから1枚墓地へ送るため、わずかではあるが墓地肥やしにも貢献する。

カードガンナー
墓地肥やし要員兼アタッカーとして採用。
破壊されたときに1ドローの効果もあり、アド損しにくいため、序盤から使っていける。
墓地に落ちれば、デブリ・ドラゴンの蘇生先としても使える。

ライトロード・ハンター ライコウ
墓地肥やし兼除去要員として採用。
デブリ・ドラゴンの釣り上げ先としても使える。

ゾンビキャリア
グローアップ・バルブ
シンクロによる展開の幅を広げるために採用。
特にグローアップ・バルブは、わずかだが墓地肥やしにも貢献する。
さらに、効果を使った後のカオス・ソーサラーとシンクロすれば、アーカナイト・マジシャンを召喚することもできる。

アーカナイト・マジシャン
相手のカードを最大2枚まで破壊できるシンクロモンスター。
墓守やブレイカーなどを素材とし、アドバンテージを稼ぐことで、デュエルを優位に進めることができる。

(採用候補・不採用理由)

邪帝ガイウス
アドバンス召喚時にフィールドのカード1枚を除外することができるカード。
ガリスやサイバー・ドラゴンをリリースしてアドバンス召喚することができる。
ただ、効果を使用できても1:1交換にしかならず、アドバンテージを稼ぐことができない。
リリース要員がいない場合に事故要因になりやすいこともあり、今回は不採用。

次元合成師
デッキトップを除外してターンエンドまで攻撃力を500アップする効果と、破壊されたときに除外されている自分モンスターを手札に加える効果を持つモンスター。
フルモンスターであれば、このカードの効果で確実にモンスターを除外できるため、黒薔薇の魔女と同様にアド損しにくいモンスター。
除外されているカードであれば、このカードの効果で除外していなくても回収できるため、バードマンやカオス・ソーサラーとの相性は非常にいい。
光属性のため、カオス・ソーサラーの召喚コストにもなれる。
ただ、除外されたカードを回収できるのは、破壊されたときに限るため、シンクロ召喚などを行いにくく、アドバンテージを稼げないのが欠点だが、採用も十分考えられる1枚。

エフェクト・ヴェーラー
モンスター効果を無効にできる1枚。
フルモンスター構成では、神の警告や宣告などを採用できないため、このカードがなければ相手モンスターの効果が必ず通ってしまう。
そのため、手札に1枚は備えておきたいカードでもある。
ただ、このカード自体がアドバンテージを稼ぐわけではなく、相手によっては腐ってしまうカードであることも事実。
カオス・ソーサラーのコストにもなるため、採用することも考えられる。

バトルフェーダー
速攻のかかし
防御札として優秀なモンスターカード。
今回は、それほど必要性を感じなかったため、不採用となった。
ガイウスなどを採用する場合は、バトルフェーダーを採用も考えられる。
また、速攻のかかしは、機械族中心としたフルモンスター構成であれば、フォートレスのコストとしても活用できる。

オネスト
カオスの構成上、光属性モンスターが多くなるため、相性はかなり良い。
下級光属性モンスターで高攻撃力のモンスターを多く採用する場合は、ぜひとも取り入れたい1枚。

ライオウ
サーチ禁止と特殊召喚無効、さらには攻撃力1900と単体での性能がかなり高いため、採用も十分考えられる1枚。
このデッキでは、それほどシナジーはないが、光属性なのでカオスのコストとしても使える。

ライトロード・パラディン ジェイン
効果で2100打点になる光属性モンスター。
ライトロードの墓地肥やし効果を持っているため、デブリ・ドラゴンの蘇生効果やカオス・ソーサラーの特殊召喚をしやすくなる。

長所・弱点

フルモンスターの長所としては、相手のサイクロンやハリケーンを腐らせることができる点。
また、カードガンナーやライコウ、ライラなどで確実にモンスターカード3枚を墓地に送ることができ、カオス・ソーサラーやダムドの召喚につなげやすい点も見逃せない。

欠点としては、モンスター効果を使ってアドバンテージを取っていかないといけない点。
ブラック・ホールやミラーフォース、激流葬といった1枚で相手のカードを大量に破壊できるカードを採用できないため、アーカナイト・マジシャンやブラック・ローズ・ドラゴンを混じえることでアドバンテージを稼ぎ、デュエルを進めていきたい。

また、サイクロンや神の宣告などを使えないため、相手ターンでの妨害方法に乏しい点も弱点として挙げられる。

参考

フルモンでは、ガリス1キルが有名だと思いますが、1キルを狙わない構成もいろいろとあり、おもしろいコンセプトのデッキが数多くあります。

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