ブラック・マジシャンをデッキから墓地に送り、蘇生カードを使ってブラック・マジシャンを特殊召喚するデッキです。
プリズマーで名称コピーした際、ブラック・マジシャンのサポートカードである「黒・魔・導」を使えば、相手の魔法・罠を一掃できるので、安全に蘇生・エクシーズ召喚を行えます。
この「黒・魔・導」の存在こそが、青眼の白龍など他のバニラモンスターとの差別化ポイントだと考えています。
プレイング動画
デッキ
※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載
・モンスター(14枚)
2 ブラック・マジシャン
3 熟練の黒魔術師
3 クルセイダー・オブ・エンディミオン
1 E・HERO エアーマン
2 E・HERO プリズマー
3 魔導戦士 ブレイカー
・魔法(12枚)
1 ブラック・ホール
1 死者蘇生
2 サイクロン
3 強欲で謙虚な壺
2 黒・魔・導
3 ヒーローアライブ
・罠(14枚)
1 聖なるバリア -ミラーフォース-
1 リビングデッドの呼び声
2 奈落の落とし穴
2 神の警告
1 神の宣告
2 正統なる血統
3 次元幽閉
2 サンダー・ブレイク
・エクストラ(15枚)
1 超魔導剣士-ブラック・パラディン
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 氷結界の龍 ブリューナク
1 A・O・J カタストル
2 ジェムナイト・パール
2 No.39 希望皇ホープ
1 ヴァイロン・ディシグマ
2 イビリチュア・メロウガイスト
2 カチコチドラゴン
2 インヴェルズ・ローチ
回し方・流れ
このデッキの特徴的な流れとしては、次のようなもの。
- ヒーローアライブでエアーマンを特殊召喚し、プリズマーをサーチ
- プリズマーを通常召喚
- プリズマーの効果を発動し、ブラック・マジシャンを墓地へ送り、カード名をコピー
- 黒・魔・導で相手の魔法・罠を一掃
- エアーマンとプリズマーでレベル4エクシーズ
この動きをすることで、レベル4エクシーズを安全に召喚できるとともに、蘇生カードでブラック・マジシャンを特殊召喚する下準備ができる点が、このデッキの大きな特徴。
また、打点が高い下級モンスターを数多く採用しているため、序盤はそれらのモンスターと各種罠カードを使って戦うこともできる。
採用理由・候補
(採用理由)
・魔導戦士 ブレイカー
黒・魔・導を発動できない場合に、相手の伏せカードを割っていくために採用。
奈落の落とし穴でブラック・マジシャンが除外されることはどうしても避けたいので、このカードはとても役に立つ。
・クルセイダー・オブ・エンディミオン
再召喚時すると、1ターンに1度だけ他のカードに魔力カウンターを載せ、自身の攻撃力を600upさせる効果を持つデュアルモンスター。
再召喚したこのカードとブレイカーを並べると、毎ターン相手の魔法・罠を1枚破壊することができる。
また、墓地では通常モンスターとして扱うため、正統なる血統で蘇生することもできる。
・熟練の黒魔術師
クルセイダーの魔力カウンターの置き場所になる1900打点。
魔力カウンターが3個載ったこのカードをリリースすることで、ブラック・マジシャンを特殊召喚する効果を持つが、めったに使うことはない。
・ヒーローアライブ
エアーマンやプリズマーを特殊召喚するために採用。
E-エマージェンシーコールではなくアライブである理由は、エクシーズにつなげるため。
特に、エアーマンを特殊召喚すれば、アライブ1枚がレベル4エクシーズになる。
・死者蘇生
・リビングデッドの呼び声
・正統なる血統
ブラック・マジシャンを蘇生するために採用・
正統なる血統は、ブラック・マジシャン以外にもクルセイダー・オブ・エンディミオンも蘇生することができる。
・次元幽閉
ブラック・マジシャンの攻撃力2500を超えるモンスターを意識しての採用。
・サンダー・ブレイク
次元幽閉とともに、やっかいなモンスターを除去するために採用。
手札に来たブラック・マジシャンをコストとすることで、蘇生につなげることもできる。
(採用候補・不採用理由)
・召喚僧サモンプリースト
コストとして、魔法カードが必要だが、デッキからプリズマーを特殊召喚し、レベル4エクシーズへとつなげることができる。
ただ、今回のデッキでは、採用している魔法カードの数は多くなく、さらに採用している魔法カードをコストとして使いたい場面がそれほどなかったため、サモンプリーストが手札で腐る場面が多かった。
・ディメンション・マジック
手札にきたブラック・マジシャンを特殊召喚できるが、手札・場にモンスターを要求するため、使用できない場面も目立ったため、不採用。
手札にブラック・マジシャンがない場合は、サンダー・ブレイクで十分ことが足りる。
・黒魔術のカーテン
デッキからブラック・マジシャンを特殊召喚できるが、妨害を受けた際に、そのターン通常召喚・特殊召喚できないデメリットが大きいと感じたため、不採用。
・黒魔族復活の棺(オリ)
相手がモンスターを召喚した際に、そのモンスターと自分フィールド上のモンスターを墓地に送ることで、自分の墓地の魔法使い族モンスターを特殊召喚できる罠カード。
ただ、相手モンスターが召喚されたときにしか発動できない点がネック。
正統なる血統なら、通常モンスターしか蘇生できないが、任意のタイミングで発動できるため、そちらを優先。
長所・弱点
強みは、プリズマーからの黒・魔・導で、相手の魔法・罠を一掃できる点。
一掃すれば、ブラック・マジシャンやレベル4エクシーズを安全に召喚できる。
また、下級モンスターの打点が高いため、罠ビート寄りの立ち回りもできる。
欠点は、モンスターの除去を罠にかなり頼っている点。
特に、ジェムナイト・パールやブラック・マジシャンの攻撃力を超えるモンスターを除去できないと非常につらい展開になってしまう。
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