ガジェットは、召喚しても手札が減りませんが、攻撃力が低いという欠点を持っています。
その低攻撃力という欠点を、マシンナーズ・フォートレスやTGからシンクロ召喚されるモンスターで補うことができます。
一方でフォートレスは、手札コストが必要な点や奈落などの罠に弱いといった欠点を持っています。
手札コストという欠点は、手札で被ったガジェットを活用すればデメリットを軽減でき、罠に弱いといった欠点も、あらかじめナチュル・パルキオンを召喚しておけば、恐れる必要がなくなります。
ナチュル・パルキオンは、TG ストライカーとガジェットでシンクロ召喚できます。
ストライカーもガジェットも奈落にかからず、またガジェットにはサーチ効果があるので、実質手札1枚消費でパルキオンを召喚できます。
プレイング動画
デッキ
※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載
・モンスター(24枚)
1 マシンナーズ・フォース
3 マシンナーズ・フォートレス
3 サイバー・ドラゴン
3 マシンナーズ・ギアフレーム
1 TG ラッシュ・ライノ
3 魔導戦士 ブレイカー
2 グリーン・ガジェット
2 レッド・ガジェット
2 イエロー・ガジェット
1 TG ワーウルフ
3 TG ストライカー
・魔法(5枚)
1 ブラック・ホール
1 死者蘇生
2 サイクロン
1 月の書
・罠(11枚)
1 リビングデッドの呼び声
1 神の宣告
1 聖なるバリア -ミラーフォース-
1 激流葬
2 奈落の落とし穴
2 神の警告
3 次元幽閉
・エクストラ(15枚)
1 キメラテック・フォートレス・ドラゴン
1 氷結界の龍 トリシューラ
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
2 ナチュル・パルキオン
1 氷結界の龍 ブリューナク
1 A・O・J カタストル
1 TG ワンダー・マジシャン
1 ジェムナイト・パール
2 No.39 希望皇ホープ
1 ヴァイロン・ディシグマ
1 カチコチドラゴン
1 イビリチュア・メロウガイスト
1 インヴェルズ・ローチ
回し方・流れ
このデッキを使う際に意識したいことは、「フォートレスが安全に召喚・攻撃できるか」ということです。
フォートレスは、手札から特殊召喚する場合、フォートレスの他に手札コストを1枚必要とします。
そのため、フォートレスの召喚・攻撃時に相手の罠によって除去されてしまうと、こちらの消費が2枚であるのに対して相手の消費は1枚、つまり「-1のアド損」となってしまいます。
そこで、フォートレスを召喚する前に他のモンスターを召喚・攻撃することで、罠を発動させたり相手の伏せを推測してフォートレスが安全に召喚できるタイミングを伺います。
採用理由・候補
(採用理由)
・マシンナーズ・フォース
このカードをコストにすることで、墓地にいるフォートレスを蘇生できる。
ギアフレームからサーチしてフォートレスを蘇生すれば、+1アドを得られる。
枚数が多いと、手札事故も増えるため、1枚のみ採用。
・サイバー・ドラゴン
主に相手の罠を踏ませる役割を持っている。
相手の魔法・罠が2~3枚伏せられている状況で特殊召喚していくことで、「奈落・警告・激流葬などの召喚反応系はあるか?」を、攻撃時には「ミラーフォースなどの攻撃反応系はあるか?」を確認する。
また、特殊召喚手段が少なく、テンポが遅くなりがちなガジェットの欠点を補うこともできる。
・魔導戦士 ブレイカー
サイバー・ドラゴンと同様に、相手の罠対策として採用。
こちらは先攻1ターン目にバック数枚を伏せた上で召喚し、相手の出方を伺うことが多い。
これは、奈落や警告が伏せられる前に召喚しておき、相手の伏せをはがした上でガジェットなどとエクシーズを行えるようにするため。
・グリーン・ガジェット
・レッド・ガジェット
・イエロー・ガジェット
このデッキでは、主に
- フォートレスの召喚コスト
- パルキオンやエクシーズの素材
- 相手ライフを削るための攻撃力
といった役割を持つ。
破壊されてもアドを失わないので、積極的に召喚していい。
・TG ラッシュ・ライノ
・TG ワーウルフ
ストライカーが破壊されたときのサーチ先として。
ラッシュ・ライノは奈落に引っかかるので、手札によっては積極的に罠を踏ませる役割を担う。
ワーウルフはシンクロ先のパターンを増やすために採用。
レベル5やレベル9シンクロにつなげることができる。
・TG ストライカー
ガジェットと合わせ、パルキオンをシンクロ召喚するために採用。
シンクロ召喚を妨害されてもアド損になりにくい点もGood。
・死者蘇生
・リビングデッドの呼び声
フォートレスやガジェットを蘇生するために採用。
このカードでガジェットを蘇生すれば、ガジェットのサーチ効果を用いてレベル4エクシーズを即座に行うことができる。
(採用候補・不採用理由)
・強欲で謙虚な壺
サイバー・ドラゴンやフォートレス、ストライカーといった特殊召喚モンスターを多数採用しているため、今回は不採用。
何度か試してみたが、テンポが悪くなることが多く、「このカード入れるなら汎用罠入れたほうが良くないか?」と感じることが多かった。
・マシンナーズ・カノン
マシンナーズ・フォースと同様に、このカード1枚でフォートレスを墓地から蘇生できる。
フォースとは違い、特殊召喚効果を持っているため、守備力2200の壁としても使える。
ただ攻撃力が0のため、魔のデッキ破壊ウイルスで破壊されてしまう。
長所・弱点
長所は、通常のガジェデッキとは違い、テンポが早い点。
サイバー・ドラゴンやフォートレス、TGストライカーなどの特殊召喚できるモンスターを多く採用しているため、短いターンでデュエルを終わらせることも。
また、1500以上の攻撃力を持ったモンスターを何枚か採用しているため、魔のデッキ破壊ウイルスを打たれてもある程度は対応できる点も魅力のひとつ。
弱点は、機械族がメインのため、キメラテック・フォートレス・ドラゴンに弱い点。
特にサイバー・ドラゴンも採用しているため、相手の消費なしにフォートレスを召喚されることのないようにプレイしたい。
相手がキメラテック・フォートレス・ドラゴンを採用しているデッキであれば、機械族モンスターを並べすぎないようにしたい。
あとはライオウもやっかいな相手になる。
ガジェットやTGのサーチ効果が使えなくなるのに加え、特殊召喚無効効果も持ち、さらに攻撃力が1900と高いため、処理手段が限られる。
ラッシュ・ライノやサイバー・ドラゴン、攻撃反応系の罠で対処したい。
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