カイザーコロシアムの効果で相手が召喚できるモンスター数を制限し、こちらはトゥーンモンスターによる直接攻撃でライフを0にするデッキです。
今回は、ハンドアドバンテージを稼げるトゥーンモンスターを採用しており、デュエルを有利に進めることを目指します。
プレイング動画
デッキ
※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載
・モンスター(9枚)
3 トゥーン・ヂェミナイ・エルフ
3 魔導戦士 ブレイカー
3 トゥーン・仮面魔道士
・魔法(14枚)
2 サイクロン
3 強欲で謙虚な壺
3 トゥーンのもくじ
3 トゥーン・キングダム(オリ)
3 カイザーコロシアム
・罠(17枚)
3 デモンズ・チェーン
1 神の宣告
2 神の警告
2 奈落の落とし穴
1 聖なるバリア -ミラーフォース-
2 次元幽閉
1 王宮の弾圧
2 魔宮の賄賂
3 強制脱出装置
・エクストラ(15枚)
3 No.39 希望皇ホープ
3 ジェムナイト・パール
3 イビリチュア・メロウガイスト
3 インヴェルズ・ローチ
3 カチコチドラゴン
回し方・流れ
このデッキで目指す理想的な流れは、
- トゥーンモンスター
- トゥーン・キングダム
- カイザーコロシアム
の3枚を場に出し、トゥーンモンスターによるダイレクトアタックで相手のライフを削っていくという展開です。
カイザーコロシアム適応下では、トゥーンモンスター1体のみを維持することで、相手はモンスター1体しか場に展開できず、シンクロやエクシーズを行えなくなります。
こちらはトゥーンモンスターでダイレクトアタックでき、さらにトゥーン・キングダムの効果で戦闘破壊耐性を得られるため、カイザーコロシアムとも好相性です。
これら3枚のカードを展開した後は、それぞれのカードを守りながら戦っていくことになります。
また、罠カードを多数採用しているため、これらのカードが揃っていない段階でも、罠ビートとして戦っていくこともできますので、このデッキを表現するとしたら「メタ寄りの罠ビートダウンデッキ」といったところでしょうか。
採用理由・候補
(採用理由)
・トゥーン・ヂェミナイ・エルフ
・トゥーン・仮面魔道士
アドバンテージを得られるトゥーンモンスターのため、この2枚を採用。
特に、トゥーン・ヂェミナイ・エルフは攻撃力1900であり、ハンデス効果を持っているため、非常に強力です。
・魔導戦士 ブレイカー
このデッキでは、採用しているモンスター数も少ないため、トゥーンモンスターが破壊されることは避けたい。
そのため、トゥーンモンスターを召喚する前にブレイカーで相手の伏せカードを割っていき、できるだけ安全にトゥーンモンスターを召喚できるようにしたい。
特に奈落や宣告・警告を消費させればベスト。
・デモンズ・チェーン
やっかいなモンスター効果を無効にでき、攻撃もできなくするため、カイザーコロシアムと好相性。
こちらはトゥーンモンスターでダイレクトアタックすればいいので、デモンズ・チェーンの対象としたモンスターをそのまま残すことができ、相手モンスターの展開を封じられるようになる。
・強制脱出装置
このデッキでは、主に自分のトゥーンモンスターを守る役割を持つ。
- トゥーン・キングダムが破壊されたとき
- 相手が奈落やミラーフォース、次元幽閉などを発動したとき
など、自分のトゥーンモンスターが破壊されそうになった場合に、手札に戻すことで再度召喚できるようにする。
特に、このデッキでは採用しているモンスターが少ないため、モンスター1枚1枚を破壊されないように大切に使うことが求められるため、通常のデッキ以上に重要な働きをするカード。
モンスターを1枚しか展開しないデッキのため、通常召喚権が余りがちなので、ミラーフォースを回避した後のメインフェイズ2で召喚し、カイザーコロシアムの効果による制限を維持することもできる。
効果を使用したブレイカーを回収し、効果を再利用することもできる。
・神の宣告
・魔宮の賄賂
トゥーン・キングダムやカイザーコロシアムを破壊から守るために採用。
トゥーン・ヂェミナイ・エルフがハンデス効果を持っているため、魔宮の賄賂のデメリット効果(相手に1ドロー)もある程度軽減される。
・神の警告
・奈落の落とし穴
・聖なるバリア -ミラーフォース-
・次元幽閉
・王宮の弾圧
カイザーコロシアムを発動する前に、相手に大量展開されないようにするために採用。
単純に罠ビートとしてデュエルを進めてもいい。
また、このデッキでは特殊召喚をほぼしないため、相手にのみ王宮の弾圧の効果を適用することもできる。
(採用候補・不採用理由)
・スターライト・ロード
2枚以上のカードを破壊する効果を無効にし、スターダスト・ドラゴンを特殊召喚できるカード。
ただ、2011/03環境では、魔法・罠の除去はサイクロンやハリケーンがメインのため発動できない。
激流葬やミラーフォースは強制脱出装置でも回避でき、モンスター効果はデモンズ・チェーンで無効化できるため、スターライト・ロードでなければならない理由が見当たらなかった。
・魔法族の里
自分フィールド上にのみ魔法使い族モンスターがいる場合、相手が魔法カードを使えなくするカード。
このデッキで採用しているモンスターはすべて魔法使い族のため、無理なく採用できる。
ただ、自分フィールド上に魔法使い族モンスターがいない場合に魔法カードを使えなくなるデメリット付き。
トゥーンのもくじなどの発動を阻害してしまうため、今回は不採用。
・ワンダー・ワンド
魔法使い族にのみ装備可能で、攻撃力500アップと装備したモンスターを墓地に送り2ドローの2種類の効果を持つ。
このカードを装備させることで、ダイレクトアタックの回数を減らすことができる。
通常、相手ライフ8000を削りきるためには、トゥーン・ヂェミナイ・エルフなら5回、トゥーン・仮面魔道士なら9回のダイレクトアタックが必要となる。
このカードを装備させると、トゥーン・ヂェミナイ・エルフなら4回、トゥーン・仮面魔道士なら6回と必要なダイレクトアタックの回数を減らすことができる。
また、2ドロー効果を使用する際に、場の魔法使い族モンスターを墓地に送るため、モンスターの数を少なくできる。
そのため、カイザーコロシアムとの相性も悪くない。
ただ、このデッキで採用しているモンスターの数自体が少ないため、事故要員にもなりかねない。
長所・弱点
長所は、シンクロやエクシーズを妨害できる点。
カイザーコロシアムとモンスター1体立たせるだけで、機能停止に追い込まれるデッキも多い。
こちらは、トゥーンのダイレクトアタックで無理なく攻めることができ、ハンドアドバンテージを稼ぐこともできる。
弱点は、アドバンス召喚をメインとするデッキには弱いこと。
特に帝は、破壊効果を持つモンスターばかりなので、相性はかなり悪い。
たとえアドバンス召喚時の効果をデモンズ・チェーンで無効にしても、そのモンスターをリリースし、新たな帝を召喚されうる。
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