連続シンクロを得意とするドラグニティに、レダメを取り入れて展開力に磨きをかけたデッキです。
レダメを採用したことで打点も向上し、さらにレヴァテインも無理なく展開することができ、トライデント・ドラギオンも出しやすくなっています。
プレイング動画
デッキ
※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載
・モンスター(15枚)
2 レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
1 ドラグニティアームズ-レヴァテイン
1 真紅眼の飛竜
3 ドラグニティ-ドゥクス
3 ドラグニティ-レギオン
2 ドラグニティ-アキュリス
3 ドラグニティ-ファランクス
・魔法(16枚)
1 死者蘇生
1 ブラック・ホール
1 未来融合-フューチャー・フュージョン
2 サイクロン
3 テラ・フォーミング
3 竜の渓谷
3 強欲で謙虚な壺
2 調和の宝札
・罠(9枚)
1 神の宣告
1 聖なるバリア -ミラーフォース-
2 奈落の落とし穴
2 神の警告
3 次元幽閉
・エクストラ(15枚)
1 F・G・D
1 トライデント・ドラギオン
1 氷結界の龍 トリシューラ
1 スクラップ・ドラゴン
1 クリムゾン・ブレーダー
1 スターダスト・ドラゴン
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 ドラグニティナイト-ガジャルグ
1 氷結界の龍 ブリューナク
3 ドラグニティナイト-ヴァジュランダ
1 TG ハイパー・ライブラリアン
1 A・O・J カタストル
1 No.39 希望皇ホープ
回し方・流れ
まず、ドラグニティの強みとして挙げられるのは、「墓地にファランクスが存在していれば、ドゥクス1枚からレベル8シンクロを行うことができる」という点。
そのため、序盤はファランクスを墓地に送ることやドゥクスを手札に加えることを優先したプレイングとなる。
主に、竜の渓谷や調和の宝札を用いて状況を整えていく。
ファランクスが墓地に存在し、ドゥクスが手札にあれば、次の流れでレベル8シンクロまでつなげることができる。
- ドゥクスを通常召喚
- ドゥクスの効果で、墓地のファランクスをドゥクスに装備
- 装備カード状態のファランクスの効果を使い、ファランクスを特殊召喚
- ドゥクスとファランクスでヴァジュランダをシンクロ召喚
- ヴァジュランダの効果で、墓地のファランクスをヴァジュランダに装備
- 装備カード状態のファランクスの効果を使い、ファランクスを特殊召喚
- ヴァジュランダとファランクスでレベル8シンクロ
多くの場合、スターダスト・ドラゴンを召喚し、バックを固めることができれば強固な盤面を作ることができる。
ただし、ハリケーンがあるので、過信しすぎないようにしたい。
採用理由・候補
(採用理由)
・レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ドゥクスファランクス以外の展開パターンが欲しかったため、採用。
主に、手札で腐っているファランクスやアキュリスをコストに特殊召喚することが多い。
また、墓地に2枚以上ファランクスが存在し、手札にドゥクスとレダメがあれば、以下のようにすることでレベル8シンクロを行いながらレダメを特殊召喚することもできる。
※赤字部分が、上記で紹介したパターンと異なる部分
- ドゥクスを通常召喚
- ドゥクスの効果で、墓地のファランクスをドゥクスに装備
- 装備カード状態のファランクスの効果を使い、ファランクスを特殊召喚
- ファランクスをコストにレダメを特殊召喚
- レダメの効果で2枚目のファランクスを特殊召喚
- ドゥクスとファランクスでヴァジュランダをシンクロ召喚
- ヴァジュランダの効果で、墓地のファランクスをヴァジュランダに装備
- 装備カード状態のファランクスの効果を使い、ファランクスを特殊召喚
- ヴァジュランダとファランクスでレベル8シンクロ
・ドラグニティアームズ-レヴァテイン
ドラグニティでありながらレダメとの相性も良く、トライデント・ドラギオンにつなぐことができるため採用。
このカードは、召喚・特殊召喚時に自分の墓地のドラゴン族モンスターを装備扱いとして装備でき、さらに相手の効果で破壊された場合に装備扱いとなっていたモンスターを特殊召喚することができる。
ファランクスを装備した場合、そのままファランクスを特殊召喚し、トライデント・ドラギオンに。
レダメを装備した場合、相手の効果で破壊されてもレダメが蘇生され、さらにレダメの効果でこのカードを蘇生し、再び墓地のドラゴン族モンスターを装備することができる。
つまり、レダメを装備した場合は、擬似的に破壊耐性を得ているといえる。
・ドラグニティ-ドゥクス
・ドラグニティ-ファランクス
ドラグニティのキーカード。
ドゥクスを召喚し、墓地のファランクスを蘇生することで、1枚からレベル8シンクロにつなげることができる。
装備したファランクスは、シンクロ召喚以外にもレダメのコストとしても良い。
・ドラグニティ-レギオン
自分の魔法・罠ゾーンのドラグニティ1枚を墓地に送ることで、相手の表側モンスター1体を破壊できる。
ファランクスを装備した場合は、レベル5シンクロ。
アキュリスを装備した場合は、相手のカードを2枚破壊でき、アドバンテージを稼ぐことができる。
しかし、アキュリスでカードを2枚破壊した後は、ただの攻撃力1200のモンスターとなってしまうのが欠点。
・ドラグニティ-アキュリス
主にレギオンと合わせて0:2交換を狙っての採用。
使うことはあまりないが、召喚時に手札のドラグニティを特殊召喚できる効果も持っており、レヴァテインを特殊召喚することも可能。
・未来融合-フューチャー・フュージョン
レダメともドラグニティとも相性がいいカード。
墓地に送るカードは、下記4種類。
- レダメ:1~2枚
- 飛竜:1枚
- ファランクス:1~2枚
- アキュリス:1~2枚
※レダメを採用していないドラグニティの場合、墓地に送りたいモンスターがファランクスとアキュリスしかないので、採用しにくくなってしまう。
・神の宣告
・聖なるバリア -ミラーフォース-
・奈落の落とし穴
・神の警告
・次元幽閉
召喚したスターダスト・ドラゴンのバックを固める罠カードたち。
レギオンアキュリスで破壊効果を使用した後のレギオンを守ることにも使える。
・ドラグニティナイト-ヴァジュランダ
ドゥクスファランクスから経由することでレベル8シンクロが可能となるドラグニティのキーカード。
足りなくなると一気に展開力が落ちるので3枚積み。
・TG ハイパー・ライブラリアン
ドゥクスファランクスの連続シンクロを行う前に立てておけば、2ドローが可能。
(採用候補・不採用理由)
・ドラグニティアームズ-ミスティル
場のドラグニティモンスターを墓地に送り、手札から特殊召喚する効果と、手札からの召喚・特殊召喚時に墓地からドラグニティモンスターを装備できる効果を持つ。
前半の効果を用いれば、ドゥクスファランクスの流れの途中でミスティルを挟むことで、レベル8シンクロとミスティルを並べることができる。
また、レギオンアキュリスした後のレギオンをコストにしてレベル8シンクロを行ってもいい。
ただ、レギオンをコストにしてレベル8シンクロしたとしても、2枚使ってシンクロしていることには変わりなく、このカード自体がアドバンテージを稼げるわけでもないため、不採用。
・Sin スターダスト・ドラゴン
竜の渓谷を守ることができ、さらにドラゴン族レベル2チューナーと合わせてトライデント・ドラギオンにつなぐことができる。
ただ、他のモンスターが攻撃できないデメリットがあり、少し使いにくかったため、不採用となった。
・魔轟神獣ケルベラル
手札から墓地に送られたとき、特殊召喚できるレベル2チューナー。
効果を使用した後のレギオンとレベル5シンクロをすることで、レギオンを有効活用できる。
ただ、ドゥクスとシンクロしてもドラグニティシンクロモンスターが出せず、有効活用できる場面が限られていると感じたため、不採用。
・BF-精鋭のゼピュロス
このデッキでは、竜の渓谷を手札に戻して特殊召喚することができる。
さらに、手札に戻した竜の渓谷を再度発動することもできるので、ドラグニティとは非常に相性は良い。
また、手札に竜の渓谷とこのカードがあれば、以下の流れでトリシューラにつなげることができる。
- 竜の渓谷を発動し、ゼピュロスを手札から捨てて、ファランクスをサーチ
- 墓地のゼピュロスの効果を使用。竜の渓谷を手札に戻し、ゼピュロスを特殊召喚
- 手札に戻した竜の渓谷を再発動し、ファランクスを手札から捨てて、レギオンをサーチ
- レギオンを召喚し、ファランクスを装備
- 装備扱いのファランクスを特殊召喚
- ゼピュロス、レギオン、ファランクスでトリシューラ
加えて、このカードは鳥獣族なので、ファランクスやレギオンとシンクロしてヴァジュランダを出すこともできる。
これだけ好相性なのに採用していないのは、単純にレダメとのシナジーがなく、デッキから墓地に落とす手段も乏しいため。
一応、ガジャルグでデッキから墓地に落とせるが、ガジャルグのシンクロパターンはドゥクスファランクスになるため、それなら素直にレベル8シンクロへつなげるほうが良いと考える。
また、ゼピュロスを採用するとなると、ゴッドバードアタックやおろかな埋葬が欲しくなり、ゴッドバードアタックを採用するなら鳥獣族を軸にしたドラグニティの構成にしたい。
・おろかな埋葬
ゼピュロスを採用していない限り、竜の渓谷で十分だと考えているため。
・くず鉄のかかし
レギオンの効果では、表側モンスターしか破壊できない。
そのため、このカードで攻撃を無効にした後なら、レギオンの効果を使ってモンスターを破壊することができる。
また、繰り返し使えるため、効果を使った後のレギオンを守ることもできる。
ただ、「このカードを採用してレギオンを使えるようにするなら、次元幽閉などを採用して相手モンスターを除去すればいいのでは?」という考えに至ったため、不採用になった。
サイクロンなどで破壊されない限り、相手にモンスターを2枚強要することができ、レギオンの効果も活かしやすいので、採用も十分考えられるおもしろいカード。
・デモンズ・チェーン
採用を考えた理由は、くず鉄のかかしと同じ。
くず鉄と違い、モンスターの効果を無効にできるのも魅力的。
ただ、不採用の理由は同じで、除去できる他のカードで対処したほうがいいと考えたため。
・強制脱出装置
スターダスト・ドラゴンを出したときに、バックを固める1枚として、採用を検討。
フリーチェーンのため、いろんな使い方ができる。
ただ、枠がないため不採用となった。
次元幽閉1枚と交換してもいいかもしれない。
長所・弱点
ドラグニティの長所はなんといっても、
- ドゥクスファランクスからのレベル8シンクロ
- レギオンアキュリスの0:2交換
の2つ。
このデッキでは、レダメを加えることで、展開力にさらに磨きがかかっている。
弱点としては、初手によっては、準備に数ターンほどかかるという点。
特にファランクスやアキュリスが墓地に落ちていない状態であれば、ドゥクスやレギオンはまったく機能しない点には気をつけたい。
参考
今回は、レダメを採用したドラグニティを作ったが、鳥獣族を軸としたドラグニティもまた違った動きをして面白そうなデッキになりそうな予感…。
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