【TF6】スピリット(エンペラー・オーダー軸)【2011/03環境】

スピリットの手札に戻るデメリットを利用して、エンペラー・オーダーで毎ターン1ドローしたり、強制転移で相手モンスターのコントロールを一方的に奪うことでアドバンテージを稼いでいくデッキです。

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プレイング動画

(準備中)

デッキ

※ゲームオリジナルカードは、カード名の後ろに(オリ)と記載

・モンスター(19枚)
1 時械神メタイオン
1 時械神ザフィオン(オリ)
1 トラゴエディア
2 砂塵の悪霊
3 夜叉
3 魔導戦士 ブレイカー
3 磨破羅魏
1 クリッター
1 竜宮之姫
3 バトルフェーダー

・魔法(9枚)
1 ブラック・ホール
2 サイクロン
3 強欲で謙虚な壺
3 強制転移

・罠(12枚)
1 聖なるバリア -ミラーフォース-
1 激流葬
3 エンペラー・オーダー
2 血の代償
1 ジュラシック・インパクト(オリ)
1 くず鉄のかかし
3 フローラル・シールド

・エクストラ(15枚)
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 氷結界の龍 ブリューナク
1 A・O・J カタストル
2 ジェムナイト・パール
2 No.39 希望皇ホープ
2 ヴァイロン・ディシグマ
2 イビリチュア・メロウガイスト
2 カチコチドラゴン
2 インヴェルズ・ローチ

回し方・流れ

エンペラー・オーダーは、「召喚時に発動する効果を無効にし、そのモンスターのコントローラーは1ドローする」という効果の永続罠。
そのため、召喚時に効果を発動するスピリットモンスターを召喚すれば、

  1. スピリットモンスターを召喚
  2. 召喚時に発動する効果をエンペラー・オーダーで無効にして1ドロー
  3. エンドフェイズにスピリットモンスターが手札に戻る
  4. 次のターンに手札に戻ったスピリットモンスターを再び召喚

といった流れで毎ターン1ドローできる。

エンペラー・オーダーが来るまでは、各種防御用のカードや強制転移など手札にあるカードでなんとかしのいでいくプレイングが求められます。

採用理由・候補

(採用理由)

夜叉
召喚時に発動する効果を持ったスピリットモンスター その1
1900打点に相手の魔法・罠を1枚手札に戻す効果を持っているため、単体でもなかなか優秀。
相手の魔法・罠がないと効果が発動できない点は、エンペラー・オーダーを使うときに注意。

磨破羅魏
召喚時に発動する効果を持ったスピリットモンスター その2
デッキトップを確認していちばん上または下に戻す効果は地味だが、エンペラー・オーダーを引く確率を上げるのに役立ったり、先行1ターン目でも問題なく使えたりとなかなかのもの。
夜叉や竜宮之姫と違って、相手の場に関係なく効果を発動することができるため、エンペラー・オーダーの効果をいかんなく発揮できる。

竜宮之姫
召喚時に発動する効果を持ったスピリットモンスター その3
召喚時に相手モンスターの表示形式を変えることができる効果を持っている。
ただ、攻撃力が0のため単体では相手モンスターを破壊することができない点がネック。
血の代償を相手バトルフェイズに発動することで、相手モンスター1体の攻撃を防ぐことができる。

エンペラー・オーダー
召喚時に効果を発動するスピリットと合わせて毎ターン1ドローできる。
無効にする効果の直後にチェーンを組まないといけないので、夜叉に奈落を打たれた場合には効果を発動できない。
また、血の代償と合わせると相手ターンにもドローできたり。

強制転移
自分のスピリットを送りつければ、エンドフェイズに手札に戻るため、損失なく相手モンスターを奪うことができる。
相手モンスターが2体並んでいる場合でも、夜叉で一方のモンスターを戦闘破壊した後に発動することで目的のモンスターを奪うことができる。

砂塵の悪霊
複数展開された相手モンスターを処理するために採用。
リリース要員は、バトルフェーダーや血の代償を利用して用意することになる。
血の代償を使えば、相手のバトルフェイズに召喚して一掃することも。

血の代償
竜宮之姫や砂塵の悪霊、エンペラー・オーダーとの相性を考慮して採用。
ただ、このカードだけ来ても腐るので、採用は2枚に抑えた。

時械神メタイオン
砂塵の悪霊と同様に、複数展開されたときモンスターに対処できる。
砂塵の悪霊とは異なり、リリース要員がいらない点はメリット。
一方で手札にバウンスするため、場面によっては有効に働きにくい。
次の自分のスタンバイフェイズまで残るので、防御も兼ねる1枚。

時械神ザフィオン(オリ)
メタイオン同様、アドバンテージを稼ぎつつ防御もできる優秀なカード。
警告を踏ませたり、複数枚の魔法・罠をデッキへバウンスすることで、夜叉を通しやすくできれば。

魔導戦士 ブレイカー
警告・奈落を踏ませたり、エンペラー・オーダーで1ドローしたり。
他にも、手札に溢れたLv4スピリットとランク4エクシーズしたりと、なかなかいぶし銀な活躍をする。

トラゴエディア
バトルフェーダー
フィールドが空きやすいので防御札として採用。
スピリットが手札に戻るので、トラゴエディアの攻撃力を維持しやすい。
バトルフェーダーは、砂塵の悪霊のリリース要員としても使える。
時械神とはアンチシナジー気味な点だけがネック。

クリッター
場面に応じて、スピリット(磨破羅魏・竜宮之姫)やフェーダー、時械神をサーチ。

強欲で謙虚な壺
エンペラー・オーダーを早く引けるように3積み。

ブラック・ホール
聖なるバリア -ミラーフォース-
激流葬
ジュラシック・インパクト(オリ)
相手に複数のモンスターを展開されたときのために全体破壊できるカードとして採用。

くず鉄のかかし
フローラル・シールド(オリ)
場ががら空きになりやすいスピリットにおいて、ダメージを軽減するためのカード。
くず鉄は毎ターン使用できる点、フローラル・シールドは1ドローできる点を考慮して採用。
効果を使った後のブレイカーを戦闘破壊から守り、次のターンでエクシーズという動きをすることも。

(採用候補・不採用理由)

カゲトカゲ
Lv4モンスターの召喚時に手札から特殊召喚できる効果を持っており、その効果を無効にしてエンペラー・オーダーで1ドローできる。
エンペラー・オーダーは無効にするだけで破壊はしないので、自分がLv4モンスターを召喚するたびに1ドローできるようになる。

ただ、エンペラー・オーダーのWikiに書いてあるような

  • チェーン1:召喚時に効果を発動するモンスター(夜叉や磨破羅魏)
  • チェーン2:エンペラー・オーダー
  • チェーン3:カゲトカゲ
  • チェーン4:エンペラー・オーダー

という流れで2ドローが、タッグフォース6ではできなかったことが不採用の最大の理由(11/03時点では裁定が出ていなかったと思われる) ※検証動画(Twitter)

上記の流れができないなら、夜叉や磨破羅魏と組み合わせて使う意義はあまりなく、このカードのために召喚時に効果を発動しないタイプのスピリットを採用するのも本末転倒だと思った。

ナチュル・コスモスビート
相手が通常召喚した際に手札から特殊召喚できる効果を持っているので、エンペラー・オーダーと組み合わせることで「相手の通常召喚=1ドロー」になる。
ただ、エンペラー・オーダーが絡んでいないときに大した役割を持てないと思い、不採用に。

速攻のかかし
一時休戦
和睦の使者
威嚇する咆哮
延命としてはこれ以上ない性能を持つカードだが、カードアドバンテージ面からいえばどれも-1アド。
何度か使っているうちに、「多少防御性能を落としてもフローラル・シールドのようなアドバンテージの損失なしに使えるカードを優先したほうがいい」という考えにいたり、不採用に。
ちなみに、威嚇する咆哮をバトルフェイズ開始時に使えば、相手ターンに血の代償を安全に使うこともできる(特にエンペラー・オーダーで1ドローする際に)

底なし流砂
相手のエンドフェイズ時にフィールド上で攻撃力がいちばん高いモンスターを破壊する永続罠。
スピリットは手札に戻るので、毎ターン相手モンスターが破壊されていくこともザラ。
自分のスタンバイフェイズに手札が4枚以下なら破壊されてしまう制限も、手札に戻るため回避しやすい。
ただ発動するタイミングが相手エンドフェイズと遅いため、そのターンに召喚したモンスターの攻撃を通してしまう点がいただけない。

ガード・ブロック
戦闘ダメージを0にして1ドローできるカード。
フローラル・シールドと似た効果を持っているが、このカードではモンスターを戦闘破壊から守ることができない点が大きな違いになる。

長所・弱点

長所としては、エンペラー・オーダーの効果を繰り返し使うことができる点。
また、スピリットは手札に戻るのでブラック・ホールや激流葬などの全体除去で自分のモンスターを巻き込むことも少ない。

弱点としては、スピリットは特殊召喚できないので、奈落や警告などで通常召喚を妨害されると、血の代償がない限りそのターン動くことができない点。
また、強制転移やエンペラー・オーダーなどスピリットであることを活かせるカードがこないと、このデッキ独自の強みを発揮できない点も課題。

参考

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